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一長一短!? アイドリングストップの真実にせまる!

エコドライブ
公開日: 2019.09.18 / 最終更新日: 2020.05.29

忍者のような車?!

 

日本が世界に誇る日本文化の1つに「忍者」があります。忍者は、またの名を「忍び」と呼び、その文化の歴史や忍法、手裏剣など独特の世界が広がっています。

 

そして、忍びと聞くと、

「こっそりと足音を立てずに、相手にばれないように静かにあるく」

このようなイメージを持っていませんか?

 

実は、日本の自動車文化も「忍び」の影響を受けているせいか、車が信号で止まると、

「静かにエンジンが切れる」

という「忍び」のような車が増えてきています。

 

この「静かにエンジンが切れる」システムはアイドリングストップと呼ばれています。

このアイドリングストップは世界的に人気を博す「忍び」の要素を取り入れているので、

 

当然、人気爆発

 

と思いきや、世間では賛否両論があるようです。

 

そこで、今回のお話では、

 

 アイドリングストップって何?

 アイドリングストップの良い所はどこなの?

 世間はアイドリングストップをどう考えてる?

 アイドリングストップはキャンセルできるの?

 

主に、この4点についてお話させていただきます。

 

 

 

アイドリングストップの常識

 

 

アイドリングストップという言葉は、今や誰もが一度は耳にしたことのある、定番のキーワードではないでしょうか。

 

昨今のテレビのCMやネット広告でも「アイドリングストップ」という言葉を頻繁に目にしますよね。私たちの生活をとりまく身近なところで、とりあげられる機会が増えてきています。

 

それだけ、私たちの日常でも違和感なく使われるようになった言葉なのですが、

「そもそも、アイドリングストップって何?」

と、実際にアイドリングストップのことを知らない人も少なくないはずです。

 

そういった方々の中には、

「アイドリングストップって何?と聞くと、バカにされそうで嫌だ…」

このように思われている方も多いのではないでしょうか。

 

この記事をきっかけに、少しでもアイドリングストップについての知識を身に着け、興味を持っていただけましたら幸いです。

 

それでは、早速、アイドリングストップについてお伝えしていきたいと思います。

 

 

そもそも、アイドリングストップって何?

まずは、そもそも、アイドリングストップって何?

今さら人には聞けないので教えてください。

 

このような方のために、ごく簡単にわかり易くお話させていただきます。

 

 Q.アイドリングストップとは?

 A.エンジンをかけっぱなしにしないこと。 

 

本当に簡単でごく短い言葉にまとめると、

「エンジンをかけっぱなしにしないこと」

という意味になります。

 

運転時に使用するイメージですと 

自動車が信号待ちをしている時に、ブレーキで車が止まればエンジンが勝手に切れる

 

このような仕組みを、あなたも見たことや実際に体験されているかもしれません。

最近であれば、ほとんどの新型の自動車にはアイドリングストップの設定があるようです。

 

ですが、実は自家用車だけではなく路線バスなどでも、アイドリングストップを搭載した車が多く走っております。

 

きっと皆さまも、下の写真のような記載のあるバスを目にしたことがあるはずです。

 

 

 

もし、まだ見たことがないという方は、是非とも街中で目を凝らしてみてください。

きっと、すぐに見つかるはずです。

 

つまり、アイドリングストップブームと言っても過言ではないくらいに、私たちの生活の中に普及しているシステム(装置)なのです。

 

では、一体、アイドリングストップすることでどんな良いことがあるのでしょうか?

 

 

アイドリングストップの良い所は?

 

 

物事の多くには、良い所と悪い所が存在しています。アイドリングストップについても、その例外ではありません。

 

まず、アイドリングストップの最大の良い所は、「燃費が若干よくなるところ」です。ここでのキーポイントは「若干」という部分です。

 

そもそも、アイドリングストップの考えは、

「地球環境を保護しよう」

という壮大なテーマの中で自動車が出す排気ガスを少しでも少なくできないか?ということを狙いとして作られたシステムです。

 

この排気ガスには、大気汚染の原因になる物質が多いので、できるだけ排気ガスを出さない取り組みをしましょう、ということで取り組まれている環境対策の一環になっています。

 

実際問題、環境対策の1つとして山梨県など比較的、環境意識の高い都道府県の条例では、アイドリングストップを義務化しますよ、というルールが条例の中に入っているそうです。

 

つまり、自動車を運転する人は、車の駐車時にアイドリングストップしなければいけないという公的なルールがあるわけです。

 

その他にも、熊本県などでは学校教育で環境問題について考える時間に「アイドリングストップ」について実験をおこなったりします。これは実際にアイドリングストップ時とアクセルを踏んだ時の炭素量を測り、新聞にまとめるまでの作業です。

 

このような活動は全国的にも拡がりをみせ、環境への意識づけの一役を担っています。

 

アイドリングストップの良い所は、

  1. 車の燃費が若干、向上するという点
  2. 環境問題への意識づけが教育などを通じて社会全体に浸透していきやすいことと、若者世代も積極的に環境学習に取り組める点

 

大きく分けると、この2点であると言えます。

 

特に、アイドリングストップ搭載車とふれあう機会が増えると、環境にやさしい社会を作っていく意識づけができるかもしれませんね。もちろん、車の燃費が少し上がるという点も、環境的にも経済的にも良い点だと思います。

 

 

 

その一方で、アイドリングストップが本当に環境にやさしい取り組みになっているのか?

と疑問に思われている方も多い様です。

 

つまり、アイドリングストップに否定的な考えを持たれている人も少なからずいるという事実です。

 

そこで、その人たちの声もまとめてみたいと思います。

 

おもいでガレージ

 

 

 

アイドリングストップ否定派の主張

 

アイドリングストップに否定的な主張は、現実的な意見が多いように感じます。

 

私自身も、色々な方の意見を聞いて話をしてきましたが、かなり的を得ていて、

「これ、アイドリングストップの目的に果たしてつながっているのかな?」

と正直、話を聞けば聞くほど、クエスチョンが点灯することが多くなってきています。

 

 

否定派の主張1 バッテリーが高い 

 

アイドリングストップによって燃費が向上する、という謳い文句が世間一般で定着してきていますが、そもそもアイドリングストップ用のバッテリー自体が高いので、装備がない車に比べるとコストがかかってしまいます。

 

ちなみに、アイドリングストップによる燃費の向上条件は、車種やエンジンの大きさによっても異なります。一気に燃費が向上すると思われている方にとっては、目に見えにくい向上率なので、不満が残ってしまう人も多いです。

 

 

否定派の主張2 車内温度が上がる 

 

 

基本的には、信号や渋滞などで自動車が停車するとアイドリングストップによってエンジンが停止するという仕組みですが、実は、それと同時にある部分が停止してしまいます。

 

それが、エアコンです。

 

実は、アイドリングストップによりエアコンが止まってしまう車種が多くあります。例えば、ホンダやニッサンの車では、アイドリングストップ時にエアコンも同時に止まる車が多いです。

 

夏本番を迎え気温が35度の猛暑だとすると、エアコンコンプレッサーも同時に止まるので、車内温度が容赦なく上がってしまうことになります。

 

赤信号の停止時間は、平均的には40秒ほどと言われていますが、夏場は特にファンだけ回していると発車する時には、最悪の場合エンストしてしまうケースも考えられます。

 

それから、トヨタの車の場合は、アイドリングストップ時にエアコンが弱になります。つまり、エアコンは弱くても出ている状況は続いています。なかにはバッテリーに負荷がかかっていると車が判断した場合、エンジンをかけて負荷を軽減するような車もあります。

 

このように、アイドリングストップ機能を持った車は、車種や車のメーカによっても、その機能に若干の差がありますので、あなたがその搭載車に興味を持たれた場合は、個別にその車を調べるというプロセスが必須になってきます。

 

先述のとおり、路線バスでもアイドリングストップが導入されるようになってきています。そんなバスに乗った際に、停車時にエアコンが消えるか、もしくは弱くなり、少々暑い思いをしたことのある人もいるのではないでしょうか。

 

エアコンは運転手さんが切ったのではなく、アイドリングストップ機能のせいだったのです。

 

 

否定派の主張3 アイドリングストップが環境に優しいか 

 

 

アイドリングストップの話題になるとよく出てくる話題に、

 

そもそも、アイドリングストップして意味あるの?

 

この主張、かなり多いです。

 

そのように考えてしまう思考回路を簡単にまとめておきます。

  1. 毎回停止するたびにセルモーターが作動すれば、バッテリーの質が低下するのではないか
  2. 消費したバッテリーを回復させるために、余分にバッテリーが必要になるのではないか
  3. 5秒に満たないエンジン停止や始動では、普通車に比べて燃費を食うので、燃費が悪化するのではないか

 

 

この他にずチェックしておかなければならない最大の欠点は、

「バッテリーの消耗が早い」

という点です。

 

実はアイドリングストップのバッテリーは、通常のバッテリーの1.5倍から2倍のスピードで消耗すると言われています。バッテリーの消耗が激しいため、交換する期間も短い向があるのです。

 

さらに交換する際には、取り付け費用として1万円前後がかかってしまいます。車のメンテナンスによってお金がかかってくるという事実は、特に押さえておくと良いと思います。

 

ここまでお話を読んでいただいた方は、下記の点について理解を深めることができたのではないでしょうか。

 アイドリングストップが何なのか?

 アイドリングストップの機能がついている理由

 アイドリングストップの良い点と欠点

 

 

 

 

アイドリングストップ解除方法

 

ここまでのお話で、アイドリングストップについて色々と話をまとめてきましたが、

このように思われている方もいるのではないでしょうか?

 

 アイドリングストップを解除したい!

 解除する方法ってあるの?

 

このように思われた人のために、解除方法についてお話させていただきます。

 

 

アイドリングストップを解除する2つの方法

 

解除ボタンを押す

 

実は、アイドリングストップの機能が備わっている車の場合、運転席に解除ボタンが備わっています。メーカーによって表記が違いますが、「eco IDLE OFF」「A→(円形の矢印)OFF」「i-stop OFF」のボタンが付いており、このボタンを押すだけでオッケイです。

 

ただし、このボタンには問題点があり、運転でどこかにでかける度にいちいち解除ボタンを押さなければいけません。

 

つまり、エンジンを切るとアイドリング機能が自動的に作動してしまうのです。少し面倒ではありますが、ボタンを押せばオッケイだと認識してください。

 

 

アイドリングストップキャンセラーを使う

 1の解除方法が面倒だという方にオススメの方法が、アイドリングストップキャンセラーという専用機器を取り付ける方法です。

 

この方法の良い点は、いちいち解除ボタンを気にする必要がなくなるという点です。ネット通販などを利用すれば数千円で購入することができ、30分程度で取り付けることが可能です。

 

興味のある方は、オートバックスなどのカー用品店に足を運ぶと、さらに良いアドバイスがもらえるかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。今回はアイドリングストップについてお伝えしてきました。

 

アイドリングストップは環境保全を目的につくられたシステムです。しかしその性質には一長一短があり、けっして完璧な仕組みとは言い難い面もあります。

 

そのメリットとデメリットをよく見極め、上手に活用することで、環境への意識や理解がいっそう深まるかもしれません。

それではぜひこの記事を参考に、あなたの素敵なカーライフに役立ててみてください。

 

 

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