廃車買取に役立つ豆知識
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廃車手数料を払わず買取ってもらうための手順を完全公開!

廃車手数料を払わず買取ってもらうための手順を完全公開!

粗大ごみを処分するのですらお金がかかる時代だというのに、車を廃車するとなると、いったいどのくらい費用がかかるの?そう不安になったことはありませんか。

 

廃車をする機会はそう訪れるものではありません。普段から慣れ親しんでいないだけに、パッとイメージが浮かびづらいと思います。 

さらに知らないがゆえに、法外な費用を請求されたり、名義変更がきちんとされなかったり・・
そんなトラブルは極力避けたいものですよね。

 

しかし、安心してください。廃車業界は大きく変わりました。対応もよく手数料も明朗、消費者によりそった誠実な業者が多くみられます。日本全国にとどまらず、グローバルに活躍する企業もあるのです。

 

そこで今回は、廃車手数料の相場がよく分からない方のために、

  • 廃車手数料の相場はどれくらいが一般的か
  • どこに依頼すればいいのか

を分かりやすくお伝えしていきます。ぜひご参考にして頂き、最適な廃車方法を見つけてみてください!

 

1 廃車かどうか、は自分で判断せずプロの意見をきく

廃車かどうか、その判断は素人には難しいです。最初に、本当に廃車なのかどうか、プロの意見(販売ディーラーなど)を聞きましょう。

 

こんな先入観から“廃車”と決めつけてしまう場合があります。

・年式が古いから!
・走行距離が多いから!
・ぶつけてボコボコだから!
・事故車だから!
・動かないから!
・調子が悪く不具合があるから!


確かに、値段は厳しそうな雰囲気があります。でも査定がつけばラッキーですから、やはり聞いておいて損はありません。

 

そもそも廃車になるかどうかは“その車が商品になるかどうか”、が基準になります。たとえまだまだ調子よく元気に走る状態であったとしても、そこは関係ありません。簡単な話で、商品になるようであれば値段がつきますし、ならないようであれば廃車になるのです。

 

まずは大前提で、この車は廃車なのかどうか、その確認が第一ステップです。そのうえで値段がつかない、と言われたら、そこではじめて廃車という認識を持ちましょう。

 


2 なぜ廃車をすると費用がかかるのか。


2-1 廃車をする、とは

廃車をする、とは

  • 車本体の解体
  • 名義の抹消手続き

という2つの側面があり、車業界ではこの2つを合わせて廃車と定義します。

 

車を眺めてみてください。大きく二つに分けられるのですが、どこか分かりますか。答えは車体とナンバープレートです。

 

車体はざっくり、モノや“物体“というくくりで考えてみましょう。一方、ナンバープレートは所有者を表す“名義“という概念に置き換えると分かりやすいです。(ナンバープレートと車検証はセットで考えます。)

 

ものすごくシンプルに言いますと、“廃車をする“とは、この二つをそれぞれ抹消解体することです。

 

2-2 廃車をする流れ

 まず大まかに廃車依頼後の流れをつかんでおきましょう。

愛車を引取ってもらう
②名義の抹消手続きをしてもらう
③車台をスクラップしてもらう
④完了の通知を送ってもらい確認する
⑤終了!


廃車をすることが決まったら、依頼先があなたの車を引取りにきてくれます。
そこで必要書類を渡して契約を交わし、車を引取ってもらいます。


引取り後、あなたの車は車体とナンバーに分けられ、それぞれ別々の処理がされていきます。

ナンバーは車検証、名義変更書類とセットになり陸運局で手続きされます。


車体はそのままスクラップ工場で分解されます。


廃車が全て完了すると、依頼先から抹消手続の通知が届きます。


これをもって、廃車処理が全て終わったという証になります。

 

このように、廃車をする際あなたが手をわずらわす作業はほとんどなく、依頼先が代行してすべてやってくれます。後は、確実に廃車が完了した、と確認することがあなたの最後の作業になります。


ちなみに電話での“廃車処理が無事に終わりました“という報告は信用してはいけません。必ず郵送をしてもらい、あなたのその目で確認をしましょう。ここを怠ると、よけいなトラブルを招く元になりますから要チェックです。

 


2-3 実際にかかる費用

廃車手数料2-3

 

2-3-1 引取り手数料

まず、廃車の引取りの際に発生する“引取り手数料”はいくらなのか。結論から言うと、0~10000円くらいが一般的な相場です。

 

【引取り手数料のポイント】

距離 近いか遠いかで費用が変わります
車の状態 不動車なら積載車や牽引車が必要で、別途レッカー代がかかります

図のように状況に応じて、費用が変動します。

また、車を持ち込むことでこういった費用を無料にすることもできます。交通費くらいの出費で済みますから、時間がとれるなら選択肢に入れていいかもしれません。さらに最近は、競合先が増えた影響か、引取り手数料をサービスするところも増えてきています。

 

2-3-2 陸運局での手続きにかかる手数料

次に費用が発生するのが、陸運局での手続きです。ここではナンバープレートを返納し、車検証の名義を抹消してもらいます。

 

【陸運局で実際にかかる費用】

印紙代 350円
申請用紙代 100円
行政書士代 2000円

陸運局に支払う印紙代が350円、申請用紙代が100円かかります。必要書類の作成はその場で行政書士に依頼するのがほとんどです。ここでは行政書士代で2000円程度みておけばよいでしょう。

 

事前に用意した自分の印鑑証明300円を足すと、3000円ほどで名義を抹消することができます。(相続がからむ場合など、イレギュラーな手続きはこの限りではありません)

 

2-3-3 車台を解体する手数料

車台を解体する費用はどうでしょうか。こちらは、鉄スクラップの買取と相殺になるケースが多いです。したがってほとんど費用は請求されないでしょう。

 

2-3-4 廃車手数料は内訳ではなくトータルで提示

引取りや陸運局での手数料を見てきましたが、最近は、業界の慣習として廃車手数料を細かく分けない傾向にあります。


廃車をするなら〇〇円、というようにまとめた表記のほうが分かりやすいからです。手数料の内訳は考えずに、大枠の費用でみていきましょう。


 

3 買取してもらう可能性を追う


廃車手数料3

3-1 廃車手数料を支払って処分する方法はダメ!

最近では廃車にかかる手数料を相殺し、さらに買取してくれる業者が増えてきているのをご存知でしょうか?お金を支払うのではなく、手元にもらうのです。


今まで手数料の話をしてきたので、少し混乱してしまったかもしれませんね。 なぜそうなのか、その理由をこれから明かしていきたいと思います。

 

 

3-2 なぜ廃車でも買い取れるのか?

廃車業者は潰すには惜しいから、つまり商品になるから買取るのです。その方法は大きく3つに分けられます。

・その車に新たな価値をつける

・海外に輸出する

・中古パーツや資源に分解する

一つ一つ見ていきましょう。

 

3-2-1 その車に新たな価値をつける

再販が厳しい状態だったのに、何らかの手を加えることで車が蘇ることがあります。

・車検をとる
・ボコボコの外装を板金する
・不具合箇所を修理する


このように価値を新たに付随することで、車が商品として再び生き返ります。再販できるようになれば、中古車販売店の店頭に並んでプライスがつけられます。

 

3-2-2 海外に輸出する

廃車手数料3-2-2


“海外に輸出する”、というのもポピュラーな手段です。日本メーカーの中古車は海外でも大変人気があります。20万キロ走った車は日本では廃車、というイメージかもしれません。しかし、アフリカや東南アジアなどではその程度の走行ならまだまだ重宝されます。

 

近年のインターネットの発展により、中古車輸出はますます活発になってきました。グローバルに販路が拡がったため、廃車業者も海外バイヤーと密接につながるようになったのです。

 

3-2-3 中古パーツや資源に分解する

車そのものに商品価値がつきづらい場合は、スクラップして価値を追求します。一見、解体された部品は廃材として廃棄するしか道がないように思えます。しかし、実はその中にも解体車特有の価値が眠っているのです。

 

これは、適切に分解したあとに“中古パーツ”として取り分け販売する手段と、鉄くずなどの資源を業者へ買取に出す、という2つがあります。中古パーツや資源には高いニーズがあることから、主に廃車業者の中でも、スクラップ専門の解体業者が得意とする手法です。

 

3-3 廃車業者はクルマが欲しい! 

こういった選択肢が増えてきたことは何を意味するのでしょうか。廃車業者はあなたの車が欲しいのです。お金を出してでも!

 

確かに廃車の工程は手間がかかります。しかし、様々な販売ルートが確立されつつある現在は違います。

廃車業者は、

廃車手数料を安くしてでも欲しい。

廃車手数料を無料にしてでも欲しい。

廃車を金額をつけてでも欲しい。


当然、あなたが目指すのは3番目、金額をつけて買い取ってもらうこと、になります。


  

3-4 買取してもらうと、いくら手元に残るのか?

 ズバリ、0円から15000円くらいをラインに買取ってもらいましょう。

 

ただし、手放す車種によりけりです。たとえば海外に人気の車は喜ばれますが、これはタイミングや海の向こうからのオーダー状況によって変動します。うまくハマれば思わぬ金額がつくこともあります。

 

逆に全く海外で需要がない車もあります。当然、この場合は買取額にあまり期待はできません。

 

ほかに、解体をする時には車の排気量が大きいほど金額が高くなる傾向にあります。鉄くずの容積が大きい車ほど換金額が高くなるからです。

 

ここで、この車種は高い!とお伝えできればよいのですが。。旬な車、ニーズのある車種は、常にコロコロと変わります。よく業者さんの話を聞くことが大切になってきます。

 

廃車手数料は支払うものではなく、もらうもの。あとはいくらで買い取ってもらうか、その交渉になっていきます。



4 廃車はどこに頼めばいいのか?

 廃車を依頼する先は3つくらいに分けられます。“販売ディーラー“、“廃車専門業者“、“自分で行う“でそれぞれに長所短所があります。

 

【各業態のメリット・デメリット】

  メリット デメリット
ディーラー 信用・安心 廃車手数料を20000円ほど支払う
専門業者 買取りが期待できる サービスや買取額にばらつきあり
自分 抹消手続きを自分で確認できる 手間と時間がかかり大変

 

4-1 販売ディーラーにお願いする

まっさきに思い浮かぶのが身近な販売ディーラーでしょう。しかし結論からいうと、ここはないです。

そもそもディーラーの仕事は、“売ること“と”整備“がメインです。したがって廃車をお願いすると、まずお金を取られます。廃車手数料として20000円前後に設定しているところが多く、筆者の感覚からいうとほぼ全国的に同じような相場です。

 

ただし、メリットもあります。それは顔なじみの営業担当さんがいる場合、安心してお願いできるという点です。その場合、新車を購入するよう勧められるかもしれませんが。

 

 

4-2 専門業者にお願いする

一番、あなたの期待に応えてくれるでしょう。ひと昔まえは、小さな解体業者さんが地域密着で看板を出しているような業態でした。

しかし時代は変わり、多くの全国規模の業者さんが台頭してきています。ネットワークも国内、海外に強く、金額面でも期待できます。買取額を確認する場合は、1社では見極めにくいです。かといってあまり多く聞いても、後から断りの連絡が大変になります。


2社から多くても3社くらいがベストでしょう。 注意点は書類上の手続き関係です。抹消登録など確実にしてもらうことを見届けましょう。もしホームページが分かりづらかったり、電話での対応が丁寧ではなかったりした場合は、避けたほうが無難です。

 

 

4-3 自分でやってみる

陸運局での抹消手続きを自分でやる、一見安上がりに済みそうですが、これは結構大変です。まず陸運局は平日しかあいていません。かつ夕方16時には受付が終わります。


なかなか暇を取りづらい時間帯であります。さらに、専門書類をやりとりしますので(けっして難しくはないのですが)、素人の方にはわかりづらいでしょう。

 

昨今は廃車手数料を安くすませる、というより、いくらつけてもらえるか、という時代なので、なおさら業者に依頼したほうが得策かと思います。また、専門業者に“自分で抹消手続きしたから、その分査定アップしてくれ”とお願いしても、まず値段は変わらないと思って間違いないでしょう。


 

5 まとめ

廃車手数料まとめ2 


廃車手数料の仕組み、おわかり頂けましたでしょうか。

1 廃車はお金をもらうもの

2 どこに依頼するかが大事


通常、あなたが支払う目安となる廃車手数料の相場は、10000円から20000円、これはディーラーさんなどに依頼する場合です。慣れ親しんだ営業さんとの付き合いがあるなら、これくらいの出費で廃車の手続きができます。

 

自分ですべて動こうとすると、費用は抑えられますが、時間と手間を覚悟しなくてはなりません。
その割りに専門業者さんと比較すると差がほとんど無いので、あまりメリットが感じられないでしょう。

 

一番のおすすめは餅は餅屋で、専門業者に依頼することです。お金をもらえる可能性があるうえに、手続き、引取りもコミコミですからとてもラクです。車、書類を丸投げして、あとは完了の通知を受けて終わりですから手軽で便利だと思います。

 

初めてで大丈夫かなと不安に思うかもしれませんが、最近の廃車業者さんは昔のようなツナギを着た職人風のおじさんがぶっきらぼうに対応する、といった感じではありません。専用の受付を設け、柔らかく親切に対応、案内してもらえるので安心です。

 

以上のことをふまえ、あなたにとってベストのお別れをしてください。お世話になった愛車への感謝を忘れずに!

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