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買うべきか?プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)のメリット・デメリットをまとめてみた!

電気自動車
公開日: 2019.10.17 / 最終更新日: 2020.05.29

コストパフォーマンスが高く、環境にやさしいプラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)が注目されています。

 

電気をメインの動力とすることができ、航続時間が長く、さまざまな補助金や税制優遇を受けることができるなど、多くの魅力を持っています。

 

そこでこの記事では、実際にプラグインハイブリッド車を購入するべきか迷っている方のために、その手助けとなる情報をお届けします。あまり車のことがわからない方でも理解できるよう、かんたんシンプルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

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プラグインハイブリッド(PHV/PHEV)のメリット

  1. 燃費がとてもよく経済的
  2. 航続距離が長く短時間充電も可能
  3. 減税や補助金の対象となっている

 

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)のメリットには、上記3つのポイントがあります。順番に詳しく見ていきましょう。

 

燃費がとてもよく経済的

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)の最大のメリットは、何といっても燃費が良く経済的である部分。充電した電力によって車を走行させることができ、発電もできるという優れモノです。

 

今までのハイブリッド車の場合には、ガソリンでの動力を補助する役割として電力が活用されていましたが、プラグインハイブリッド車の場合では電力が切れるまでは、電力単体で駆動させることができます。

 

そのため電気自動車のように航続距離が短いということはありません。ハイブリッド車よりもはるかに維持費が安く済むのです。

 

 

航続距離が長く短時間充電も可能

プラグインハイブリッド車は電気自動車と比べてはるかに航続距離が長く、また電力が不足している場合においても充電設備は外部電源から短時間充電することも可能です。

 

トヨタプリウスPHVであれば、EVでの走行距離は68.2 km。 比較的長距離のドライブでも安心です。もし電力が不足したとしても、HVの燃費は37.2 kmになっていますので、かなりの低燃費を実感することができます。

 

またルーフにソーラーパネルが搭載されているため、走行しながらでも充電することが可能です。1日に最大6.1km分の電力を充電することができるのはとても心強く感じることができるでしょう。

 

減税や補助金の対象となっている

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)は、「クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(CEV補助金)」をはじめとして、「エコカー減税」「グリーン税制」といった税制の優遇なども受けることができます。

 

クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(CEV補助金)とは、CO2の排出量を制限されている車両に対して受けられるものです。EV走行換算距離が40km以上のプラグインハイブリッド車であれば20万円を受け取ることができます。

 

そのほかにもさまざまな税制優遇の対象にもなっており、自治体から補助金や融資制度を受けることも可能です。

 

 

プラグインハイブリッド(PHV/PHEV)のデメリット

 

カーライフ114

 

 

  1. 車両価格が高く選択肢も少ない
  2. ガソリンが劣化してしまう可能性がある
  3. 充電設備がまだまだ少ない

 

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)にもデメリットが存在します。購入するかどうか、その判断をしっかりと見定めるようにしましょう。

 

車両価格が高く選択肢も少ない

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)は優れた機能が搭載されている代わりに、車両価格が高くなってしまうという特徴を持っています。車種やグレードにもよりますが一番低いグレードのものを選んだとしても300万円程度は必要になります。

 

さらに現在販売されている車種もそれほど選択肢は多くなく、国産車に限るのであればかなり限定されてしまいます。

 

今後は今より車種が増える兆しがありますので、普及するにつれ価格も下がってくると考えられますが、まだ少し時間はかかりそうです。

 

ガソリンが劣化してしまう可能性がある

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)は基本的に電力で車を動かすことができ、航続距離もかなり長くなっていますので、街乗り程度であれば電力だけで十分走行することが可能です。

 

そのためガソリンを入れていた場合、ガソリンが劣化してしまうという可能性があります。

 

ただし車種の中にはガソリンが劣化する前にガソリンを消費させるという機能が付いている車種もあります。

 

充電設備がまだまだ少ない

 

車台79

 

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)は自宅の充電設備によって外部充電を行うことが可能で、外出先においてもディーラーや充電スタンドなどを活用して充電することが可能です。

 

充電できるスポットはかなり増えていますが、ガソリンスタンドと比べてもまだまだ充電スタンドが多いとはいえません。外出する先々で充電できるかどうかは、事前に確認しておく方が良いでしょう。

 

また家庭で充電する場合においても、一般家庭の屋外コンセントでは不可で、専用コンセントを備えておく必要があります。場合によっては設置工事をする必要もあるので注意が必要です。

 

 

そもそもプラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)ってなに?

 

プラグインハイブリッド車とはPHVやPHEVと呼ばれ、電気をメインの動力として走行させることができる車です。

 

ハイブリッド車(HV)との違いが分からないという人が多いのですが、ハイブリッド車はあくまでガソリンがメインの動力で、電気は補助的な役割でしかありません。

 

また電気自動車のように家庭においても充電することが可能で、航続距離も長くなっていますから長距離でなければ電力だけで十分走行することができます。

 

 

プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)国産車種ならどれがいい?

 

トヨタ プリウスPHV

  • EV走行距離:68.2km
  • HV燃費:37.2km/L以上
  • 価格:326万1600円~

 

トヨタ プリウスPHVは、EVでの航続距離が68.2㎞に向上していますから、長距離での走行をしない方ならEVだけで十分走行が可能です。

 

ルーフ搭載されているソーラーパネルも魅力的で、走行しながらでも充電することが可能です。1日に最大6.1km分の電力を充電することができます。

 

また長距離での運転をする人においても、HV時の燃費が37.2㎞以上となっており、かなりコストパフォーマンスのよいプラグインハイブリッドカーであるといえるでしょう。

 

三菱 アウトランダーPHEV

  • EV走行距離:60.2km
  • HV燃費:19.2km/L以上
  • 価格:365万9472円〜

 

三菱 アウトランダーPHEVは4WD駆動という特徴を持っているプラグインハイブリッドカーで、パワフルな走りや走り心地、運転しやすさなどを求めている方から人気があります。

 

車両運動統合制御システム「S-AWC」は、砂利道や雪道などの走行に適していいます。街中だけではなく、アクティブなカーライフを楽しみたい方に向いているといえます。

 

ホンダ クラリティPHEV

  • EV走行距離:114.6km
  • HV燃費:28.0km/L
  • 価格:588万600円~

 

ホンダ クラリティPHEVは、EV走行距離に特徴を持っており、JC08モードにおいては114.6km航続できるところが大きな魅力です。

 

ホンダ独自の技術である「SPORT HYBRID i-MMD」が採用されており、高性能なリチウムイオン電池やハイブリッドモーターが搭載されています。

 

 

まとめ

いかがでしたか。プラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)のメリット・デメリットについてまとめてみました。

 

もし買うべきか迷っている方がいましたら、少しは参考になったでしょうか。最後にもう一度、メリットとデメリットをあげてます。

 

メリット

  1. 燃費がとてもよく経済的
  2. 航続距離が長く短時間充電も可能
  3. 減税や補助金の対象となっている

 

デメリット

  1. 車両価格が高く選択肢も少ない
  2. ガソリンが劣化してしまう可能性がある
  3. 充電設備がまだまだ少ない

 

とてもコストパフォーマンスが高く、環境にやさしいプラグインハイブリッド車(PHV/PHEV)。ぜひこの記事を参考にその魅力を実感してみてください!

 

 

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