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これは確かに便利!クルーズコントロールの進化でクルマの未来が楽しみすぎる!

自動運転
公開日: 2017.07.21 / 最終更新日: 2020.05.29

高速道路のドライブ。

単調な景色でのロングドライブは意外と疲れてしまいますよね。

 

さらに夏休みやゴールデンウィークなど、大型連休に出かけようものなら、恒例の大渋滞までもが待ちかまえています。このときドライバーには、同じ態勢を維持することでのちょっとした体の痛みから、精神的イライラまでかなり身も心も負担がかかることになります。

 

クルマが自動で動いてくれたらいいのに!

誰もが一度は思うことではないでしょうか。渋滞中はちょっと進んでは止まり、止まったかと思うとまた少し前進する。全自動でクルマが勝手に動いてくれればどんなにラクかしれません。

ロングドライブや渋滞など高速道路の運転には疲労がたまりやすい。それゆえドライバーにかかる負担は大きい。

 

そこでご紹介したいのがクルーズコントロールという大変便利な機能です。

近年何かと『自動運転』という言葉を耳にするようになりましたよね。子どものころに思い描いた夢のような未来のクルマ。クルーズコントロールはその域に近づいていることを予感させる先鋭的な機能なのです。

 

この記事では、クルーズコントロールの快適さや使用するメリット、そして進化したACC(アダプティブ・クルーズコントロール)についての情報をお届けしていきます。わかりやすくシンプルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

 

 

今までのクルーズコントロール

 

クルーズコントロールとは

クルコン1-1クルーズコントロール スイッチ

 

ドライバーが設定した速度で、クルマが定速走行する機能をクルーズコントロールといいます。

たとえば時速80kmで設定をすると、アクセルを踏まなくてもクルマがそのスピードで走行してくれます。別名、”クルコン”や”オートクルーズ”とも呼ばれます。

一度設定すると、ドライバーの足が自由になり運転がとても楽になります。

 

クルーズコントロールとは

アクセルペダルを踏み続けることなくセットした一定速度を維持する機能であり、運転者の疲労軽減ならびに同乗者の快適性向上に寄与する。

参照)Wikipediaより

 

実はその歴史は意外と古く、1958年にクライスラーが世界で初めて(日本では1964年に登場したクラウン)導入しました。本来であればアクセルを踏み込むため足を使うことになるのですが、クルーズコントロールを使用することで、その動作が必要ありません。

 

プチ自動運転と言えなくもないですよね。

しかし、そんな古くから開発、実用されてきたわりには、あまり知られていないように感じませんか?実は、このクルーズコントロールには、使ってみると意外と面倒な操作が必要になるのです。

 

 

クルーズコントロールの弱点

前方にクルマがいない無人の道路であれば、クルーズコントロールは一世を風靡する画期的な発明だったのかもしれません。しかし実際の道路には、何台ものクルマが走っていますよね。ここがポイントになります。

 

時速80kmでスピードを設定したとします。前のクルマも一定の速度で走ってくれればよいのですが、現実的にはカーブや坂道などで加減速を繰り返します。

ここでもし前方のクルマとの車間距離が縮まると、ドライバーはブレーキを踏まなくてはならないのです!

 

クルーズコントロールの弱点

前のクルマと車間距離を保つためには、ドライバーのブレーキ操作が必要。

設定する  車間距離が縮まる  ブレーキ!

この繰り返しになり、ドライバーは結構せわしい操作を迫られます。

 

筆者も従来のクルーズコントロールを何度も使用したことがありますが、自動運転とはほど遠い、という印象はぬぐえません。

本当にすいている道路でなら快適で良いのですが、交通量が多くなったとたんに使い物にならなくなります。これは筆者に限らず、世のドライバーはみな同じ思いだったのではないでしょうか。

 

 

え? クルーズコントロールって全然使えないの?

そう思った方も多いかもしれませんね。しかし、クルーズコントロールが真価を発揮しだしたのは、ここ何年かのことなのです。

それはテクノロジーの進歩によってもたらされた産物なのですが、それについては次章からお伝えしていきます。

 

 

アダプティブクルーズコントロール(ACC)の台頭

 

ACCで運転がラクになる

今までブレーキ操作がわずらわしかったクルーズコントロールですが、ついにブレーキ操作もクルマが自動的に行ってくれるようになります。

車間距離を一定に保ちつつ、前のクルマとの距離が縮まれば自動でブレーキング。離れれば追従し元の設定速度まで復帰してくれるのです。この仕組みをACC(アダプティブ・クルーズコントロール)と呼びます。(各メーカーによって呼び方が変わります)

 

ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)とは

車間距離をクルマ自身がコントロールしながら、定速走行を保つ機能

この技術が生まれてからドライバーの負担は大幅に軽減しました。今までの難点だった、せっせとブレーキを自分で踏む動作も全てクルマが行ってくれます。

 

実際に運転をしてみるとわかりますが、たったこれだけでも天と地ほどの差を感じられます。

このACCを世に広めたのがスバルのアイサイトでしょう。クルマ業界の一部の認識であったACCを、衝撃的なCM広告などの効果で、一般ユーザーに向け幅広く浸透させていきました。

 

メモ アイサイトの知名度

アイサイト

 

アイサイトの名前は本当に広く知れ渡っていると感じます。そもそもアイサイトは、スバルが展開する安全基準のパッケージですよね。トヨタなら『セーフティセンス』、ホンダなら『ホンダセンシング』と各メーカーごとにそれぞれ名称があります。

 

しかし、一般ユーザーの中にはアイサイトが全てのメーカーに共通する安全パッケージだと勘違いしている方が非常に多いです。筆者も自動車業界に身を置いていますが、混同されている方の多さに驚いています。それほどまでにアイサイトの知名度が高いということですね。

 

 

かんたんなACCの仕組み

ACC(アダクティブ・クルーズコントロール)がどうして前のクルマにくっついて走れるのか、疑問に思いませんか?

これは前に走るクルマを認識できる機能のおかげです。

 レーダー

 カメラ

この2つのテクノロジーを搭載したことで、車間距離を一定に保てるようになりました。

 

ミリ波レーダー

クルマの先端に搭載したセンサーで、前を走るクルマまでの距離を計測します。

 

光学式カメラセンサー

カメラが映した情報をそのままデジタル化して処理。白線や歩行者、ブレーキランプなどを検知します。(各メーカーによって呼称がかわります。トヨタ・・単眼カメラ。スバル・・ステレオカメラなど)

 

レーダーとカメラがお互いに認識した情報をコンピューターに送ります。コンピューターはそれを処理して、アクセルやブレーキを自動で操作します。

 

 

 

ACCは止まったクルマにも対応する

走行中に車間距離を一定に保つ技術は分かりました。では渋滞などで停止・発進を繰り返す場合はどうなのでしょう。

実はこれもクルマが自動で操作してくれるのです。まさに自動運転の領域に近づいていますよね。

ACCの代表的なスバルアイサイト(Ver3)の紹介動画が分かりやすいので、参考にしてみてください。

 

メモ ドライバーの加減速の感覚

運転する人によって加速や減速のタイミングがあると思います。それをコンピューターにまかせるとどのように感じるのでしょう。

 

ACCになる前のクルーズコントロール時には、急にスロットルが開いたり、下り坂で突然エンジンブレーキが効いたりと、運転者の感覚とズレが生じることがありました。この違和感もクルーズコントロールがそこまで浸透しなかった理由の一つにあげられています。

 

ACCに変わってからはその点もだいぶ解消され、加減速がスムーズに行われるように進化を遂げています。ただし、メーカーによって性格があることも確かです。たとえば発進時のトルクが強く(ボルボなど)設定され、急発進に近い感覚の車種などがあります。

 

 

ACCによる安全な車間距離

ACCを使用すると、クルマに搭載されたレーダーとカメラによって、安全な車間距離を保ってくれるという特徴があります。

ちょっとよそ見をした隙に、前のクルマとの距離が急激に詰まり一歩間違えば衝突していた!などというアクシデントも軽減できるのです。

 

 ACCは安全な車間距離を保つ

 

ただ単に運転がラクだ、という側面だけではなく、安全性も高まっているという点は見逃せませんよね。

 

またコンピューターが車速などから適切な距離も計算してくれます。

 

時速30kmで30mの車間距離

→これは安全な車間距離です。

時速100kmで30mの車間距離

→このスピードで30mは危険です。

 

このように同じ車間30mでも、走行するスピードによって最適な車間距離は変わります。そこでACCはこれらを全て計算処理して車間距離を保ってくれるのです。

 

安全車間

車間距離の設定を同じにしていても、そのときの車速に対して安全な車間距離をクルマが判断して決める。

 

 

ACCはドライバーの疲労を軽くする

このACCの機能があれば、ドライバーはかなり運転をラクできますよね。アクセルやブレーキ操作の一部を自動で行ってくれるのですから、疲労もたまりづらいのではないでしょうか。

 

とくに長距離ドライブをするときには活躍してくれそうです。3章でお伝えしたように、渋滞時でも停止・発進をしてくれる最新のACCもあります。この機能も備えていると、まさに鬼に金棒で高速道路の運転が段違いにラクになるでしょう。

 

 ACCは長距離ドライブや渋滞時に、ドライバーの疲労を軽減してくれる

 

眠気に注意!

慣れないうちはACCを使いつつも、どこかおっかなびっくりで慎重に運転することが多いと思います。しかし、恐いのは慣れてきてから。ACCに運転を委ねて安心してしまうと、ついつい眠たくなってしまうことがあります。

 

実際にクルーズコントロールを過信しすぎたばかりに、ウトウトと寝てしまい、大きな事故につながった事例もありますから、くれぐれも気をつけてください。

 

 

 

まとめ クルーズコントロールの未来

クルコンまとめ

 

いかがでしたか。クルーズコントロールについてお伝えしてきました。

 

実際に体験したことがない方はぜひ一度自分自身でハンドルを握ってみてください。すぐにその便利さが伝わると思います。クルマのテクノロジーは、近年ものすごいスピードで進化を遂げています。そしてこのACCも数ある最先端技術の中の一つです。

 

ところで、このような新しい機能はけっして人間がラクをする目的のために作られたわけではありません。キーワードは”安全”。ACCも”衝突を防ぐため”ぶつからないことを課題に生まれた技術なのです。

 

また昨今の自動運転の分野には、アップルやグーグルなど世界の名だたるIT企業が参入してきています。インターネットや通信の技術が組み込まれていくクルマ。これからさらに5年後、10年後にはいったいどんなカタチになっているのでしょう。

 

考えただけでもワクワクしてきませんか。

 

 

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